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What's Macrobiotic

この連休はマクロビ三昧でした。
20日に九星気学、月曜日はWhat's Macrobioticとエスニックパーティー。
忙しくも充実したお休みでした。

さて、まずはWhat's Macrobioticについて。

見よう見まねでマクロビを始めてようやく半年以上経つわけですが、基礎からきちんと学ぶのは初めて。
「百聞は一見に如かず」ですね!
今まで私はほとんど本・ネット、仲間から得る知恵袋etcの情報でここまでやってきたといってもいいのですけど、やはり基礎がグラグラしていたのだなと実感しました。
文字にすると落とされてしまう細かい、でも重要な情報が生の講義では得られます。
野菜はたわしで洗うのかな。
保存方法は?
お米の研ぎ方は?
などの基礎的なことの他、先生の体験談などでハッとさせられることが多々ありました。

何より私が一番感銘を受けたのは、調理技術的なことよりも、もっと本質に関わるマクロビオティックの考え方でした。
たとえば、食べ物をはじめとして、この世のすべてのものを慈しむ気持ち、感謝する気持ち。
頭では分かっているつもりでしたが、まだまだ私は「感謝」が足りないんだなあと実感しました。
食べ物で言えば、「栄養素」とか「カロリー」などなど、「情報」の端切れをたくさん集めて、何も分かっていない頭をつぎはぎしていた感じ。
でもそうじゃない、食べ物はものすごい宇宙のエネルギーと歴史の上に作られたものなんだ、と。
食べ物は単なる物質ではない。
そう考えると、野菜やお米たちに「顔」がぽっと浮かび上がってくるようで、自然と「ありがとう、よしよし」と声をかけたくなってくるのです。

「食べ物は丸ごと、皮ごと食べなきゃ」「百回は噛んで食べないと」

どうして?
「だって陰陽バランスがいいし、皮に栄養が集まってるから」「避けたほうがいいもの"毒性"が中和されるし、消化もいいから」

いえいえ、そうではなくて、
「たべものさんがここまで育って、命を差し出してくれているから。まるごと大切に味わって食べたいから。」

私が、ついつい食べ過ぎになりがちなのも、そうやって大切に味わうことをいつしか忘れていたからなんですね。
いかに荒っぽくおおざっぱに生きてきたか。反省~

さて、こうしてせっかく気づいたことを今だけで終わらせないように、どうすればいいか。
食べ物に声かけて、よしよししてあげようか。
怪しいけど、感謝の気持ちがもっと自然に湧き出るまではやってみようかな。。。
by Bell_Well | 2005-03-22 18:18 | マクロビオティック
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